慢性肝炎

慢性肝炎

C型(B型)肝炎も治る

C型肝炎やB型肝炎は放置すると、重症化し死にいたるこわい病気です。現在では比較的安価ですが治療期間の長いインターフェロン治療法と、非常に高価という課題はあるものの治療成績の良いインターフェロン・フリー治療法があります。とはいえ、早く見つけ早く治療に取り掛かることが治療期間を短くし、費用を安価にするために大切です。C型肝炎・B型肝炎を自覚されている人はすぐに治療に取り掛かることをお勧めします。また、人間ドックの血液検査などで肝炎が疑われた方は、自覚症状がなくても専門医の診察を受けることをお勧めします。
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脂肪肝は炎症が出る前に治そう

肥満の方の80%は肝臓に脂肪が蓄積する脂肪肝がみられます。このような状態で、食事のとりすぎやアルコールの飲みすぎを続けると、脂肪肝から肝炎に重症化していき、肝臓の線維化が始まり、慢性肝炎になります。ところがこの段階になっても、痛みとかを伴わないため、慢性肝炎を発症していることに気が付かない人もいます。肝臓は重要な臓器です。しかも肝炎に気が付かないままに多くの人が重症化します。そこで、定期的な血液検査を行い、肝臓の数値が確認してください。数値が悪化した場合は、肥満を解消する、お酒を飲みすぎない、適正な体重を保つ、週に3回以上運動するなどを行い、脂肪肝を解消してください。
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B・C型肝炎の早期発見法

肝硬変や肝細胞癌になった方の2/3は、B・C型肝炎が重症化した方です。加えて、管理されていない血液の輸血や注射針の使いまわしなどをすると、B・C型肝炎にかかります。さらにB・C型慢性肝炎は重症化することはあっても、完治することはない病気と言われてきました。しかし、最近は治療費が高価ですが、治る病気になってきました。そこで、B・C型肝炎はどのようなものか、どのように注意すれば感染しないようにできるか、感染を早期に発見するにはどうすればいいか、慢性化を防ぐにはどうすればいいかについて話をします。