腎臓病

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手遅れになりやすい慢性腎不全

慢性腎不全は8人に1人と多くの人がかかる病気です。それに加えて体調が悪くなって気が付いたのでは病気が進行していて、普通の日常生活を送ることが出来なくなっていることもままあります。そこで、健康診断や人間ドックをできれば6か月に1回、それが出来ない人も年に1回は受け、その血液検査等で早期に腎不全を発見してください。早期に腎不全を発見すれば、治癒することもできますし、透析といった日常生活を大きく制約する状態になることを防ぐこともできます。このビデオでは早期に慢性腎不全を発見することの大切さと、慢性腎不全になった時の生活の制約などについて説明します。
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慢性腎不全の早期発見方法

腎不全はある程度悪化すると、治ることが非常に難しくなります。そこで、早期に発見し、適切な治療を行うことが大切です。しかしながら、症状が出にくいのが腎不全です。そこで定期的に血液検査や健康診断を受けてください。今日は一番簡便な検査法である尿検査から、正確な診断のできる検査法までいろいろな検査法の説明をします。つぎに、血液検査の数値が出たときにどの程度の症状であるかを判断するマトリックス表を紹介します。ぜひ、早期に慢性腎不全を発見することができるよう、まずは6か月ごとの血液検査、年に一回の健康診断、症状の出始めた人は尿検査と気を付け、悪化を防いでください。
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慢性腎不全にならないために

慢性腎不全は成人の8人に1人と多くの方がかかる病です。まずはメタボリックシンドローム(糖尿病、高血圧、肥満)に罹らないようにしてください。万が一糖尿病、高血圧症になっている人は、糖尿病、高血圧症を治してください。また、腎臓病になった原因は、食べ過ぎ、飲みすぎ、塩分の取りすぎを放置したからという方がたくさんいます。ぜひ、食べ過ぎ、飲みすぎ、塩分の取りすぎに気を付けて、そして糖尿病、高血圧症に罹らないでください。これらの病気を防げれば、慢性腎臓病になる可能性は半分以下になります。すでに慢性腎不全と言われた方も食べ過ぎ、飲みすぎ、塩分の取りすぎをしないようにして、適正体重に戻す、適正血圧に戻すようにしてください。そうすれば、週に何回も病院で人工透析を受けるようになることを防げます。